ソフトウェア音源2011/10/16 20:50

この一月ばかり、たくさんのVSTiプラグインを試してみた。
かなり昔にソフトウェア音源を試したとき、当時のPCでレイテインシィをクリアできなくてがっかりしたのと、そもそも打込みでの曲作りからしばらく遠ざかっていたのとで、だいぶ導入が遅れてしまったが、 去年使い始めた Synth1 を気に入ったのがきっかけで、ソフトウェア音源に移行しつつある。
あまりにたくさんのプラグインを試したので、実はまだ頭の中で整理がついていないのだが、今のところ、オルガン AZR3 と、エレピ mda ePiano をよく使っている。両者ともに軽量で使いやすい。
ドラム音源は、フリーのものではあまり気に入ったものがなくて EZ Drummer を買った。初回の読み込みに時間がかかるのがやや難点。操作性はとてもいい。
実はキャンペーンで安くなっていた BFD eco を買いに行ったのだが、あいにくその楽器店には置いてなくて、「それよりこっちの方がいいですよと」と店員に言われるがままに EZ Drummer を買った。ほんとは、デモ版で気に入った Addictive Drums が欲しかったのだがちょっと高い。
ソフトウェア音源のメリットは、音作りの自由度とPCとオーディオインターフェースだけで完結する快適さだが、他方、PCにそれなりの負荷がかかり、安定性はPCのスペックに左右される。ソフトウェア音源を使い始めてPCを買い替えたくなってきた。
VSTi プラグインの多くも MIDI で NRPN を操作するといろいろできるのがわかって、急に頭がよくなった気になったが、きっと錯覚だろう。
PCの普及によってDTM初心者の機材費用のハードルはどんどんさがっているが、DAWからはじまってソフトウェア音源にいたるまで、逆に学ぶべきことの量がやたら増えているような気がする。いいことやらわるいことやら。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://nagasawa.asablo.jp/blog/2011/10/16/6158653/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。