今年6作目「Going Back To Tokyo」 ― 2016/12/18 12:20
今年6作目「Going Back To Tokyo」を公開しました。
ここいらでそろそろ動画を出しておきたいなと思い、9月の旅行のときに撮っておいた動画に音をつけてみました(・・・といっても旅先の映像ではなく戻ってきたときの新幹線の中からの東京の夜景なんですけどね)。
曲は例によって先日アップグレードした Studio One 3 Professonal でつくりました。はじめての動画同時公開です。
動画はスマホで撮ったものを HitFilm で編集しました。やったのは明るさとコントラストの調整と、並走する電車内の人の顔が判別できないようにぼかし入れたりという地味なことだけで、わりとそのまんまの動画です。
YouTube 動画投稿は2作目ですが、またしても東京ものになってしまいましたが、動画のアイデアもテクニックも乏しい中で、いまのところ一番つくりやすいお題なのかも。また、プロモーション的には東京への観光旅行を考えている海外の人がみてくれるかなぁという期待もあったりします。
まずは、今年のおまけができたってことでめでたし。
ここいらでそろそろ動画を出しておきたいなと思い、9月の旅行のときに撮っておいた動画に音をつけてみました(・・・といっても旅先の映像ではなく戻ってきたときの新幹線の中からの東京の夜景なんですけどね)。
曲は例によって先日アップグレードした Studio One 3 Professonal でつくりました。はじめての動画同時公開です。
動画はスマホで撮ったものを HitFilm で編集しました。やったのは明るさとコントラストの調整と、並走する電車内の人の顔が判別できないようにぼかし入れたりという地味なことだけで、わりとそのまんまの動画です。
YouTube 動画投稿は2作目ですが、またしても東京ものになってしまいましたが、動画のアイデアもテクニックも乏しい中で、いまのところ一番つくりやすいお題なのかも。また、プロモーション的には東京への観光旅行を考えている海外の人がみてくれるかなぁという期待もあったりします。
まずは、今年のおまけができたってことでめでたし。
アルバム「Nagasawa 2016」を公開しました! ― 2016/12/27 15:10
今年つくった曲をまとめたアルバム「Nagasawa 2016」を公開しました。
今年は想定外の出来事が多くて曲作りに苦労した一年でした。
SoundCloud に曲を公開するようになって、これまでは作品の出来の良し悪しが概ね再生回数に反映していたので、それを頼りに曲作りをしてきましたが、今年 SoundCloud の Groups の廃止という方針転換で再生回数が減り、それが成り立たなくなってしまいました。公開した曲の手応えがないのはなかなかやりにくい状況です。
そんな中で、なんとか6曲つくりましたが、その途中で主要な機材である DAW とアンプシミュレーター&オーディオインターフェースがころころ変わっています。
アンプシミュレーター&オーディオインターフェースは、BOSS GT-001 が故障したため LINE6 Ampliphi FX100 を買い、その後、修理した BOSS GT-001 に戻り、さらに発売後すぐに BOSS GT-1 を購入し使い始めました。
DAWに関しては、最初の2曲は SONAR Plutinum で製作し、その後の2曲を Studio One 2 Professonal で、さらに Studio One 3 Professonal にアップグレードして2曲製作しました。
SONAR で製作した曲はこれまでの延長線上にありますが、Studio One で製作した曲は、使い方を覚えながら作っていることもあり、今までの曲では使わなかった手法も試しています。
実際にどちらの DAW でもできることはほぼ同じですが、使用感にはかなり差があります。いまのところ Studio One を使っているのが楽しいので、しばらくは Studio One で曲作りをすることになりそうです。
そんな模索の1年が集約されたアルバムです。よかったら聴いてみて下さい。
今年は想定外の出来事が多くて曲作りに苦労した一年でした。
SoundCloud に曲を公開するようになって、これまでは作品の出来の良し悪しが概ね再生回数に反映していたので、それを頼りに曲作りをしてきましたが、今年 SoundCloud の Groups の廃止という方針転換で再生回数が減り、それが成り立たなくなってしまいました。公開した曲の手応えがないのはなかなかやりにくい状況です。
そんな中で、なんとか6曲つくりましたが、その途中で主要な機材である DAW とアンプシミュレーター&オーディオインターフェースがころころ変わっています。
アンプシミュレーター&オーディオインターフェースは、BOSS GT-001 が故障したため LINE6 Ampliphi FX100 を買い、その後、修理した BOSS GT-001 に戻り、さらに発売後すぐに BOSS GT-1 を購入し使い始めました。
DAWに関しては、最初の2曲は SONAR Plutinum で製作し、その後の2曲を Studio One 2 Professonal で、さらに Studio One 3 Professonal にアップグレードして2曲製作しました。
SONAR で製作した曲はこれまでの延長線上にありますが、Studio One で製作した曲は、使い方を覚えながら作っていることもあり、今までの曲では使わなかった手法も試しています。
実際にどちらの DAW でもできることはほぼ同じですが、使用感にはかなり差があります。いまのところ Studio One を使っているのが楽しいので、しばらくは Studio One で曲作りをすることになりそうです。
そんな模索の1年が集約されたアルバムです。よかったら聴いてみて下さい。
新しい機材 - BOSS GT-1 ― 2016/12/29 22:15
9月に買ったマルチエフェクター(・・・というか、使い方でいうならば、アンプシミュレーター&オーディオインターフェース)。発売直後に買いました。かなり売れているようです。GT-100/001とほぼ同等のサウンドがかなり安く手に入るのですからそれもそのはず。
今年 Studio One で作った4曲で使っていますが、ことさらふれなかったのは、音はそれまでの GT-001 とほぼ一緒だからです。
そもそも GT-100 のような大きなフロアボードは DTM 用としては邪魔だし、時々スタジオに持ち出すのに重いのはいやだということでデスクトップタイプのコンパクトな GT-001 を購入したのですがいくつか誤算がありました。
本体が机の上にあった方が使いやすいだろうと思っていたのですが、実際の操作はPC上で BOSS TONE STUDIO を使うことがほとんどなのであまり関係ありませんでした。
一番期待していたリアンプの機能も使いはじめた当初は多用しましたが DAW でのオーディオトラックの管理が複雑化するのと、レイテンシーが二重にのってしまうのが面倒で使わなくなりました。
外部フットコントローラーの接続端子はヴォリュームペダルをつないでしまうと、あとはなにもつなげないのでもう1系統べつの端子がほしかったところです。
GT-001 の不満について書きましたが、要は音はそのままで GT-001でいらなかったものが削られ、足りなかったものがあるという GT-1 は、わたしにとってはちょうどいい製品だったようです。
GT-1 のエフェクトについては、GT-100/001 にある DEFRETTER、WAVE SYNTH、SITAR SIM といったややマニアックなエフェクトは省かれています。また、2系統のプリアンプを使ったパラレルのルーティングも出来ません。
あと、買ってから気づいたのは USB バスパワーが使えないことです。AC駆動させたい人は、別売のACアダプター(PSA-100)が必要になります。
今後、この GT-1 をメインに使っていくことになりそうです。
BOSS - GT-1
BOSS - GT-001
BOSS - GT-100
今年 Studio One で作った4曲で使っていますが、ことさらふれなかったのは、音はそれまでの GT-001 とほぼ一緒だからです。
そもそも GT-100 のような大きなフロアボードは DTM 用としては邪魔だし、時々スタジオに持ち出すのに重いのはいやだということでデスクトップタイプのコンパクトな GT-001 を購入したのですがいくつか誤算がありました。
本体が机の上にあった方が使いやすいだろうと思っていたのですが、実際の操作はPC上で BOSS TONE STUDIO を使うことがほとんどなのであまり関係ありませんでした。
一番期待していたリアンプの機能も使いはじめた当初は多用しましたが DAW でのオーディオトラックの管理が複雑化するのと、レイテンシーが二重にのってしまうのが面倒で使わなくなりました。
外部フットコントローラーの接続端子はヴォリュームペダルをつないでしまうと、あとはなにもつなげないのでもう1系統べつの端子がほしかったところです。
GT-001 の不満について書きましたが、要は音はそのままで GT-001でいらなかったものが削られ、足りなかったものがあるという GT-1 は、わたしにとってはちょうどいい製品だったようです。
GT-1 のエフェクトについては、GT-100/001 にある DEFRETTER、WAVE SYNTH、SITAR SIM といったややマニアックなエフェクトは省かれています。また、2系統のプリアンプを使ったパラレルのルーティングも出来ません。
あと、買ってから気づいたのは USB バスパワーが使えないことです。AC駆動させたい人は、別売のACアダプター(PSA-100)が必要になります。
今後、この GT-1 をメインに使っていくことになりそうです。
BOSS - GT-1
BOSS - GT-001
BOSS - GT-100
新しい機材 - PreSonus Studio One 3 Professional ― 2016/12/30 23:35
先月の Black Friday セールに Studio One 3 Professional (Ver.3 Pro) にアップグレードしました。
Studio One 2 Professonal (Ver.2 Pro) にクロスグレードしたとき Studio One への乗り換えを考えましたが、その時は MIDI のリアルタイム入力が前にずれる問題をクリアできずにやめたのですが、その後、MIDI の「録音オフセット」に 30ms ほどのせることで問題が解決しました。ガチでシステムの原因を解決しようとせず、ズレを前提に調整ができるってことに気づくのにだいぶ時間がかかってしまいました。わかってしまえば、なあーんだって感じですが、サポート窓口の人が最初にこれを教えてくれていればなぁと思うところです。
今年は、気分転換の意味で Studio One を使いはじめ Ver.2 Pro で2曲(Before Winter Comes、Micromoon)、Ver.3 Pro にアップグレードしてから2曲(November Snow、Going Back To Tokyo)を製作しました。
さて、本題の Studio One 3 Professional について。あくまで Professional を使っての感想になりますが、Ver.3 では機能強化が多岐にわたり簡単には言えないのですが、わたしがいいと思ったところはというと、まずネイティブな音源が強化されたことです。
Presence は Presence XT となり、アーティキュレーションスイッチが使えるようになり、表現力が増しサンプル数も増えています。とくにエレクトリックベースは質のいい音源が追加されていて、今後、多用しそうです(November Snow、Going Back To Tokyo で使いました)。
また、これまでは Mojito というモノフォニックのVAシンセしかなかったのですが Mai Tai というポリフォニックのVAシンセが追加され、これがなかなかフィルターの効きが鋭いすぐれものです。
そして、それら単体の良し悪しよりも、Note FX という MIDI エフェクト(Arpeggiator、Repeater、Input Filter) と組み合わせて、Multi Instruments という新しい楽器をシステマティックに作ることができるのが優れたところです。Presence XT と Mai Tai は操作性に統一感があり、ともに(たぶん)軽量です。
Multi Instruments は、ネイティブなインストゥルメントやエフェクトだけでなく、ふつうの VST も使えるわけですが、複数のインストゥルメントを組み合わせるときに Presence XT や Mai Tai の軽量さが生きてくるように思えます。 Multi Instruments は KORG Legacy Collection の Legacy Cell と発想が似ていますが、より柔軟性があるしくみだと思います。
実際は Multi Instruments でできることは、複数のトラックを使用して出来ることですが、音色を切り替えることでそれが一瞬でできるのは使用感がだいぶ違います。
これらの音源が VST として他の DAW でも使えるといいのですが、それは商売上の理由だと思うのであえて言わないことにします(言ってるか)。
Ver.2 から Ver.3 へのデータの互換性は上位互換で、Ver.3 でセーブしたファイルは Ver.2 では読み込めません。Ver.3 をインストールしても Ver.2 は残しておいた方が安全です。両者は併存できます。
Presence が Presence XT に換わっていることで、Presence で付属のリバーブを使っていたものは Presence XT では音色に変化がみられます。Ver.2 から Ver.3 への移行の際は注意した方がいいと思います。
当面、Studio One をメインで使っていくことになると思いますが、SONAR から乗り換えるかというと、そういうわけでもなく、SONAR は今年ライフタイムフリーアップデートもしているわけだし、両者を行ったり来たりで曲作りは続いていくのだと思います。ベンダーに何が起きるかわからないわけで、DAW のような曲作りの中心的な機材は複数使えた方が安全なのかもしれません。
PreSonus Studio One | 新機能 - 次世代の64Bit DAW
Studio One 2 Professonal (Ver.2 Pro) にクロスグレードしたとき Studio One への乗り換えを考えましたが、その時は MIDI のリアルタイム入力が前にずれる問題をクリアできずにやめたのですが、その後、MIDI の「録音オフセット」に 30ms ほどのせることで問題が解決しました。ガチでシステムの原因を解決しようとせず、ズレを前提に調整ができるってことに気づくのにだいぶ時間がかかってしまいました。わかってしまえば、なあーんだって感じですが、サポート窓口の人が最初にこれを教えてくれていればなぁと思うところです。
今年は、気分転換の意味で Studio One を使いはじめ Ver.2 Pro で2曲(Before Winter Comes、Micromoon)、Ver.3 Pro にアップグレードしてから2曲(November Snow、Going Back To Tokyo)を製作しました。
さて、本題の Studio One 3 Professional について。あくまで Professional を使っての感想になりますが、Ver.3 では機能強化が多岐にわたり簡単には言えないのですが、わたしがいいと思ったところはというと、まずネイティブな音源が強化されたことです。
Presence は Presence XT となり、アーティキュレーションスイッチが使えるようになり、表現力が増しサンプル数も増えています。とくにエレクトリックベースは質のいい音源が追加されていて、今後、多用しそうです(November Snow、Going Back To Tokyo で使いました)。
また、これまでは Mojito というモノフォニックのVAシンセしかなかったのですが Mai Tai というポリフォニックのVAシンセが追加され、これがなかなかフィルターの効きが鋭いすぐれものです。
そして、それら単体の良し悪しよりも、Note FX という MIDI エフェクト(Arpeggiator、Repeater、Input Filter) と組み合わせて、Multi Instruments という新しい楽器をシステマティックに作ることができるのが優れたところです。Presence XT と Mai Tai は操作性に統一感があり、ともに(たぶん)軽量です。
Multi Instruments は、ネイティブなインストゥルメントやエフェクトだけでなく、ふつうの VST も使えるわけですが、複数のインストゥルメントを組み合わせるときに Presence XT や Mai Tai の軽量さが生きてくるように思えます。 Multi Instruments は KORG Legacy Collection の Legacy Cell と発想が似ていますが、より柔軟性があるしくみだと思います。
実際は Multi Instruments でできることは、複数のトラックを使用して出来ることですが、音色を切り替えることでそれが一瞬でできるのは使用感がだいぶ違います。
これらの音源が VST として他の DAW でも使えるといいのですが、それは商売上の理由だと思うのであえて言わないことにします(言ってるか)。
Ver.2 から Ver.3 へのデータの互換性は上位互換で、Ver.3 でセーブしたファイルは Ver.2 では読み込めません。Ver.3 をインストールしても Ver.2 は残しておいた方が安全です。両者は併存できます。
Presence が Presence XT に換わっていることで、Presence で付属のリバーブを使っていたものは Presence XT では音色に変化がみられます。Ver.2 から Ver.3 への移行の際は注意した方がいいと思います。
当面、Studio One をメインで使っていくことになると思いますが、SONAR から乗り換えるかというと、そういうわけでもなく、SONAR は今年ライフタイムフリーアップデートもしているわけだし、両者を行ったり来たりで曲作りは続いていくのだと思います。ベンダーに何が起きるかわからないわけで、DAW のような曲作りの中心的な機材は複数使えた方が安全なのかもしれません。
PreSonus Studio One | 新機能 - 次世代の64Bit DAW