スタインバーガー シナプス ST-2FPA2010/05/21 15:11

先月買ったシナプス ST-2FPA を毎日弾いているが、ひとことでいうと変わったギターだ。
付属のローラーカポを2フレットにした状態が標準のスケールとなる(つまり開放弦は1音分ダウンチューニングする)。ダブルボールのバリトン弦をつかえばバリトンギターとして使えるみたいだ(シングルボールのバリトン弦だと太さでたぶんストリングアダプタを通らない)。
ドットが指板上と指板側面で1音分ずれている。指板上のドットは1音下のマーキングになるため、指板側面のドットのマーキングでレギュラーチューニングを確かめることになる。最初はこれに混乱した。
まずは、簡単レヴュー

[良い!]
 1 軽い!(約2.8Kg。腰痛もちとしては長時間弾くギターの最重要条件ははこれ。)
 2 シングルボールの弦、つまり、ふつうの弦が使える(最初からストリングアダプタが付いている。むかしのスタインバーガーでは、別途入手して自分で取り付ける必要があった)。
 3 ノイズレス(EMGピックアップ!)
 4 ローラーカポすごく便利!(へたってくるのが心配)
[悪い!]
 1 仕上げが荒い(個体差か?)
 2 カラーリングが安っぽい(焼きすぎたトーストみたい。個体差か?)
 3 カーボングラファイトのGLとくらべると、コンパクトなボディで材質が木のせいか、はっきりいって音に腰がない(好みの問題か?)。
 4 ピエゾの音がいまいち(単にアコースティックなエフェクトとしてならブレンドしてつかえるかというレベル)

いくつか不満があるが、アイデア満載で楽しいギターだと思う。ローラーカポとピエゾの組み合わせでシンガーソングライターが曲作りをするのにも向いているんじゃないだろうか。

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